JT(日本たばこ産業)が減配を発表
2021年2月9日15:30 JT(日本たばこ産業)が減配を発表し、配当権利落ちから順調に戻していた株価も大きく値を下げる結果となりました。今後も配当性向75%と発表しており、今後の状況によっては、さらに配当が下がる可能性も残されています。
2012年以降、配当性向は上がり続け、「財務大臣が株主だから配当はさがらない」なる都市伝説のような話まで出ていましたが、配当性向が90%にもなれば、やはり自然な流れなんでしょう。減配という結果になってしまいました。
1株益 | 配当(円) | 配当性向 | |
2012年 | 180.9 | 68 | 37.6% |
2013年 | 235.3 | 96 | 40.8% |
2014年 | 199.6 | 100 | 50.1% |
2015年 | 221.8 | 118 | 53.2% |
2016年 | 235.5 | 130 | 55.2% |
2017年 | 219.1 | 140 | 63.9% |
2018年 | 215.3 | 150 | 69.7% |
2019年 | 196.0 | 154 | 78.6% |
2020年 | 174.9 | 154 | 88.1% |
2021年 | 135.3 | 130(予想) | 96.1%(予想) |
とはいえ、現在の株価(1930円)で、1株あたりの配当が130円であれば利回りは6.73%。株価が下がり続けたり、さらに減配となっては意味がありませんが、現状ではまだまだ高配当銘柄です。
さらにJTといえば、株主優待も楽しみのひとつ。100株以上を1年以上継続保有すると2500円から保有株数に応じて13500円相当の自社および自社グループ会社商品を優待としていただくことが出来ます。
私はまだまだJTに期待しながら1959円で取得した200株を残しており、今後どこで下げ止まるか??と、業績を注視しています。
アメリカ株の高配当ランキング 2021.2.20
アメリカ株の高配当銘柄です。 SBI証券のスクリーニングで検索してみましたが減配、配当なしが反映されていないようで参考にならなかったため、一つずつ調べて書き出してみました。権利実施日の配当(一部予想)を記載しています。ほとんどがすでに権利落ち日を過ぎているので、次の配当をゲットするための参考にしてください。また次の配当が近づいてきたら配当予想をもとにランキングを掲載したいと思います。
※株価は2月20日現在のものです。また抜粋であり、すべてではありません。
銘 柄 | ティッカー | 業 種 | 株 価 | 配 当 | 配当率 | 権利実施日 |
TCエナジー | TRP | 石油&ガス輸送サービス | 44.68 | 3.99 | 8.93% | 2021/4/30 |
ONEOK | OKE | 石油&ガス輸送サービス | 45.80 | 3.74 | 8.17% | 2021/2/12 |
アルトリア・グループ | MO | タバコ | 43.80 | 3.44 | 7.85% | 2021/1/11 |
エンブリッジ | ENB | 石油&ガス輸送サービス | 34.66 | 2.62 | 7.56% | 2021/3/1 |
バンコ・ラティーノアメリカーノ・デ・コメルシオ・エクステリオ | BLX | 企業金融サービス | 15.88 | 1.14 | 7.18% | 2021/3/10 |
AT&T | T | 無線通信サービス | 29.00 | 2.08 | 7.17% | 2021/2/1 |
テクニップFMC | FTI | 石油関連サービス&装置 | 7.28 | 0.52 | 7.14% | 2021/2/23 |
ウィリアムズ・カンパニーズ | WMB | 石油&ガス輸送サービス | 22.64 | 1.6 | 7.07% | 2021/3/29 |
アーチザン・パートナーズ・アセットマネジメント | APAM | 投資&ファンド運営 | 48.73 | 3.39 | 6.96% | 2021/2/26 |
キンダ―モルガン | KMI | 石油&ガス輸送サービス | 14.96 | 1.04 | 6.95% | 2021/2/16 |
エクソン・モービル | XOM | 石油&ガス精製・販売 | 52.37 | 3.48 | 6.65% | 2021/3/10 |
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | BTI | タバコ | 36.27 | 2.00 | 5.51% | 2021/5/17 |
IBM | IBM | ITサービス・コンサルティング | 118.99 | 6.51 | 5.47% | 2021/3/10 |
シェブロン | CVX | 石油&ガス精製・販売 | 95.80 | 5.16 | 5.39% | 2021/3/10 |
こうして見ると、石油を中心としたエネルギー関連事業に高配当が多いことが分かります。したがって変動が大きい原油価格の影響を受けるため、リスクも伴います。